三菱UFJ銀行の挑戦。
「金融×デジタル化」でめざす未来とは。

人事部 採用・キャリアグループ
2004年入行(新卒)
柿沼 亮太

デジタル化や顧客行動の変容といった社会変化に伴い、金融業界は従来ビジネスからの脱却を迫られています。国内屈指の顧客基盤を持つ三菱UFJ銀行(以下、MUFG)は、デジタル領域や投資領域に注力するにあたり、異業種を含め専門性の高い人材のキャリア採用を拡大しています。MUFGでどのようなキャリアを描けるのか、人事部の責任者にお話を伺いました。

かつての「大手銀行」からの脱却
──変革を続けるMUFGの新たな挑戦

──2022年12月現在、MUFGが推進している事業変革についてお聞かせください。

柿沼「MUFGは2021年4月、急速な社会変化に合わせ、グループとしてさらなる成長を遂げるべく、「世界が進むチカラになる。」という新たなパーパスを掲げました。新中期経営計画では2023年度までを「挑戦と変革の3年間」と位置づけ、その先に「金融とデジタルの力で未来を切り拓くNo.1ビジネスパートナー」となることをめざしています。
これまで私たちのような銀行は、日本全国に多くの店舗を構え、そこを起点に営業活動を行ってきました。店舗はお客さまとの代表的な接点であり、住所変更や税金支払いなどの手続きのために来店されたお客さまに対し、その会話の中で信頼関係を築いてきました。
ところが、スマートフォンやキャッシュレス決済の普及により店舗を訪れずにできる手続きが増え、7~8年前に比べると来店客数は半減。社会やお客さまのニーズに合わせて、銀行も従来の営業スタイルから変革し、非対面ビジネスやデジタルマーケティングに注力していくことが求められています。」

──具体的にどのような施策を推進しているのでしょうか。

柿沼「まず私たちが取り組むべきだと考えているのは、MUFGが持つ膨大なお客さまのデータを、お客さまのために活用することです。近年はさまざまなIT企業が金融業界に進出し、キャッシュレス決済サービスや資産管理サービスなどを提供しており、そこから得られたデータ活用も盛んに行われています。一方、当行は膨大な量のデータを保有しているにもかかわらず、十分に活用できていませんでした。これはまさに「宝の持ち腐れ」と言えるでしょう。
そこで、データをお客さまのために活用すべく、2021年4月にデジタルサービス事業本部を新設しました。まずは全行のDXを推進し、デジタル基盤の確立に向けて奔走しています。
また、カルチャー面の変革も進めています。銀行は上下関係がはっきりしているイメージを持たれがちですが、当行は数年前に役職名で呼び合う文化を廃止し、頭取も支店長も「さん」付けで呼ぶようになりました。外から見ればささいなことに思えるかもしれませんが、役職を超えて対等なコミュニケーションが生まれ、フラットな組織に変化しつつあると感じます。行員の服装もずいぶん自由になりました。」

──それらの変革を支えている人材育成制度や採用戦略があれば教えてください。

柿沼「われわれ人事部は、常に「行員の希望するキャリアを後押しするにはどうすればいいか」を考えています。それを実現するための制度設計も積極的に行ってきました。
例えば、「Job Challenge」は異動したい部署へ自ら応募可能な公募制度で、すでに多くの活用実績があります。そのほか、やりたい職務を自分で生み出せる「Position Maker」や、行外のスタートアップ企業に出向できる「オープンEX」、休職して行外でのやりたいことに挑戦できる「Challenge Leave」など、さまざまな制度があります。行員が自身のキャリアを能動的に選び、それを人事部でサポートする流れが定着しているのです。
採用戦略では、異業種からのキャリア採用にも力を入れています。銀行が異業種との競争にも負けないダイナミックな変革を起こすには、異業種でさまざまな専門性を身につけた多様な人材が必要だと考えているからです。新たなビジネスチャンスをともに開拓し、行員としても価値あるキャリアを築けるよう、人事部として全力でバックアップすることをお約束します。」

4,000万超の顧客基盤と国内外ネットワーク。変革のやりがいは大きい

──MUFGならではの強み、MUFGだからこそ実現できることとは何でしょうか。

柿沼「MUFGの強みは、国内はもちろん海外にまで広がるネットワークと強固な顧客基盤があることです。特に海外企業との取引は、他行と比較しても大きなアドバンテージがあり、それにひもづく膨大な顧客データや取引データも保有しています。
キャリア入社して当行で働く醍醐味は、これらの膨大なアセットを活用しながら、これまで培ってきた専門的な知見やスキルを強みに、さまざまなアイデアやプロジェクトを提案・遂行できることです。
当行には業務改善の余地がまだ多くあります。事業規模もアセットも大きいため、調整が必要となることもありますが、その分目的を完遂したときには非常に大きなやりがいを感じていただけるでしょう。」

──キャリア採用において求める人物像を教えてください。

柿沼「金融ビジネスを取り巻く環境は過去に類を見ないスピードで変化しています。この変化をチャンスにするために必要なこと。それは多様な価値観を持った社員一人ひとりが、「プロフェッショナル」として、挑戦し続けることです。
三菱UFJ銀行には、約4,000万の個人口座と約130万社の法人顧客取引という圧倒的な顧客基盤があります。これらの顧客基盤からもたらされるネットワークと情報こそが私たちの強み。この情報をいかに有機的につなげて社会に付加価値を生み出していくか。それらをデザインして実践していく。そしてその挑戦を「世界が進むチカラ」にする。そんなプロフェッショナリティとビジョンを持ったキャリア人材を求めています。
当行はみんな和気あいあいと仕事をしています。これまで銀行や金融業界への転職を視野に入れていなかった方にも、ぜひ興味を持っていただけたらうれしいです。」

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