非対面取引の高度化をめざす、
デジタルマーケティングへの挑戦。

デジタルサービス推進部
データ・マーケティング室
カスタマーサクセスグループ
2020年入行(キャリア)
安井 大輔

経歴

経済学部経営学科卒。大学卒業後、証券、銀行、保険などの金融サービス事業、アセットマネジメント事業などの子会社を抱える金融持株会社に入社。入社時から14年間、営業企画やB to Cマーケティングを主軸に、新規サービス開発、UI/UX改善を含めた多彩なプロダクト開発に従事。入行後、マーケティング事業開発部に配属。2021年より現職。

01.
リアルからデジタルへのシフトチェンジが加速する中、
デジタルマーケティングの知見をフルに発揮できる。

私は大学卒業後の2006年、インターネットを軸に証券や銀行、保険会社を傘下に置く金融持株会社に入社しました。ベンチャー文化の中、何でも自分で考え行動するのが基本スタンスだったこともあり、一つの会社の中で多くの経験を重ねてきました。担当したのは、国内最大級の保険の比較サイトの運営です。デジタルマーケティングを主軸としたプロモーション/プロダクトの開発、WebサイトのUI/UXの改善、各種マーケティングツールの導入および運用、広告効果の最大化をめざした企画立案、業務改善のためのBIツール導入やデータの可視化・分析など、幅広い業務を経験してきました。しかしある意味、「やり切った感」があり、残りの社会人生活をより充実させ、さらなる成長の場を求めて転職を決意しました。三菱UFJ銀行は、お客さまとリアルの接点が一番大きな銀行だと思います。リアルからデジタルへのシフトチェンジが加速する中、よりダイナミックにビジネスができる環境と感じ、これまでのキャリアの軸であるデジタルマーケティングの経験がフルに活かせると思い入行を決めました。

02.
非対面取引におけるプレゼンスを上げるために、
お客さまの気持ちを考えた最善の顧客体験を提供する。

2021年4月から、カスタマーサクセスグループ総括および商品ラインリーダーとして、非対面取引の拡充・推進を担当しています。現在当行は、DX推進に取り組んでおり、さまざまな取り組みの中でも、インターネットを介した非対面取引の拡充・推進は大きなテーマとなります。顧客体験を向上させ、当行の非対面取引におけるプレゼンスをいかに上げていくか。その実現に向け私たちのグループは、カードローンや住宅ローンなどの「貸出」「口座開設」、投資信託などの「運用」、クレジットカードなどの「決済」といったリテール商品の非対面取引を推進することをミッションとしています。これまでもそれぞれの商品をネットで提供してきましたが、マーケティングの視点で商品を一つの部署に集約し非対面取引を拡充していく新たな取り組みです。たとえばお客さまがネット上でローンを申し込む際の入力フォームをはじめとしたUI/UX改善、口座を稼働していただくためにダイレクトバンキングアプリのご案内、お客さまのアクションなどに応じて特定のメッセージをポップアップ型で表示するWeb接客など、取り組み内容は多岐にわたります。お客さまの気持ちを考えた最善の顧客体験を提供することで、より多くの集客につなげ、最終的には収益確保をめざしていきます。

03.
実践主体の人材教育による意識改革を推進。
やるべきことが山積みだからこそやりがいがある。

私の前職は、ネット中心のビジネスでしたので、それと比較すると当行のマーケティングにおけるデジタル化は、まだまだできることがたくさんあります。したがって、自身のこれまでの実践経験を活かし、メンバーに向けて「やってみせる」ことで実践主体の人材育成によるメンバーの早期戦力化が、私の役割の一つになっています。その具体的な取り組みとして、カードローンの広告において、従来のように広告代理店に委託するのではなく、広告運用手法を高度化し自分たち主導でマーケティングを展開しました。テレビからネット広告に主軸を動かし、UI/UX改善も実施。その結果広告費の削減に加え、カードローン申込者数の大幅拡大を実現しました。これは一つの例であり、デジタル化に向けてやるべきこと、課題は山積みです。だからこそ、そこに仕事のおもしろさもやりがいもあると感じています。また前職では、めさきの利益ばかりを追い求めていましたが、入行して実感するのは、めさきだけでなく中長期の視点をもって取り組めていることです。その環境もやりがいを生んでいると思います。

04.
マーケティングを数字で語る文化を根付かせたい。
デジタル推進の一丁目一番地で力を発揮してほしい。

「昔、ネット銀行があったね」と言われるくらい、非対面取引での当行のプレゼンスを上げるのが目標です。そのために業務に即していえば、マーケティングをPL(損益計算書)やBS(貸借対照表)のように数字で語る文化を根付かせたいと考えています。数字はお客さまがどのような行動をしているかを如実に語ってくれます。広告表示回数、バナークリック数、商品購入に至ったお客さま数などの計測ログを把握し分析することで、お客さまにとってより良いサービス、アクションが生まれてきます。銀行という性格上、リスク管理やセキュリティ面で制約はあるものの、当行自体が変わろうとしているその変化を楽しみながらデジタル化を推進していきたいと考えています。メガバンクは古い、遅い、大きいだけと思われている求職者の方もいるかもしれませんが、事実、そのようなイメージは急速に変わってきています。各種非対面取引においてもネット銀行と遜色ないサービスを提供しています。私が所属する部署は、当行デジタル推進の一丁目一番地。デジタル化の取り組みはまだまだ続きますし、未熟な部分も数多くありますが、それは活躍できるフィールドが多々あるということ。またデジタルサービス事業本部が設立されたことで、デジタルでのキャリアをメガバンクでも築きやすくなったと思います。三菱UFJ銀行の魅力の一つとして私自身が実感しているのは、行員の皆さんが温かく、キャリア入行でも安心して働くことができる環境が整っていることです。今まで培ってきた知見・スキルを発揮したい方、意欲的な志をもっている方はぜひご応募ください。

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