当たり前のことが、
当たり前に動く世の中をつくりたい。

市場企画部 市場エンジニアリング室
デジタルICT推進グループ
2019年入行(キャリア)
佐々木 翔太

経歴

理工学部経営工学科卒。大学卒業後、ITコンサルティングからシステム構築までカバーするシステムベンダーに入社。主に金融関連企業の市場システムを担当する。海外赴任を経て帰国後に転職を考え、三菱UFJ銀行に入行。市場業務開発室(現・市場エンジニアリング室)に配属、現在に至る。

01.
自分が培ってきたバリューを発揮できる場、
さらなる成長の可能性が広がっていると感じた。

大学卒業後、約10年間システムベンダーに勤務し、多くの経験を重ねてエンジニアとして着実に成長してきたと思っています。しかし、さらなる自身の成長を思ったとき「このままでいいのか」という考えは常にありました。それまで、セミナーや座談会などを通じて外部の人とコミュニケーションをとってきましたが、やはり一番成長の実感を得られるのは、外部の人と一緒に仕事をすることでした。多種多様な人たちの考え方ややり方に触れ、理解することはとても刺激的であり、それが最も自身の成長を促すと思ったのです。前職の仕事自体にはやりがいを感じていましたし、充実感もありました。しかし、慣れた環境でよく知った人と仕事をしていてもこの先大きな成長は望めないと考え、環境の変化を求めて転職を決意しました。前職では、金融市場業務システムの開発に携わっていたこともあり、金融機関を視野に入れて転職活動を進めました。三菱UFJ銀行を選んだ理由は、海外拠点が多いことからグローバルで通用するスキルが身に付くのではと考えたこと、DXに力を入れていることから自身が培ってきた知見やノウハウが活かせると思ったことです。

02.
IT企画の最上流工程を担いプロジェクトの全容を把握。
プロジェクトが「走る道」を自身の裁量で拓いていく。

入行以来、市場部門のIT企画や予算運営、システム運用を担当しています。IT企画では、MUFGとして最適化を考えた企画立案が求められます。さらに、ユーザー部門のプロジェクトマネージャーとしてシステム開発におけるすべての工程に関わります。前職においてもユーザーから要件をヒアリングし、システム開発を行う業務を担当していましたが、前職では経験できなかった企画立案などの最上流工程を担い、プロジェクトの全容を把握する立場で業務を進めています。現在取り組んでいるプロジェクトは、FX・通貨オプション取引システムの将来像検討で、海外含めた30拠点のアーキテクチャを導入するというものです。20~30年稼働している古いシステムにおいて、効率性向上に加え、新たな商品に対応できるなど機能の拡充が実現します。ユーザーは市場部門のセールス、トレーダーのみならず、リスク・オペレーションエリアも含むため、彼らが理解・納得し、新システムアーキテクチャの合意形成を図ることが非常に重要であり最も難しいところです。そして、合意形成によってプロジェクトは走り出します。プロジェクトが「走る道」をつくることが、私のミッションといえます。

03.
リスク管理・「ALM(※)」の国内外拠点共通システムの導入。
自ら考え行動する、主体的な取り組みに感じるやりがい。

前職でのシステム開発への関わり方は、一つのプロジェクトに集中して取り組むことでしたが、現在は一人で複数のプロジェクトを担当しています。市場部門が保有するシステムはかなり多く、プロジェクトも並列に数十本動いています。全体的な流れを見ながら、問題あるプロジェクトは集中して課題解決に取り組む必要があります。かつて取り組んだ「ALM」システムはその一つでした。「ALM」は資産と負債のリスク管理手法で、金利変動リスクや信用リスク、流動性リスクなどのリスクをコントロールしつつ収益の最大化をめざす、銀行経営にとって極めて重要な役割を担っています。パッケージソフトの導入によって、国内外の拠点で共通のシステムを稼働させることが目的の一つでしたが、そのままではユーザーの希望が実現できないことが発覚。海外拠点とコミュニケーションをとりながら問題を整理し原因を解明、改善を重ねて安定的な稼働を実現しました。改めて痛感したのは、主体的に取り組むことの大切さです。いずれのプロジェクトでも、自ら考え行動することが求められ、そこに確かなやりがいを感じています。

※ALM…資産(Asset)と負債(Liability)を総合管理(Management)する、リスク管理手法の一つ

04.
堅い雰囲気は皆無、キャリア入行の壁もない働きやすさ。
安心して利用でき、安定したサービスを提供し続ける。

当初、金融機関という性格上、堅い人が多いかと思っていましたが、まったくそんなことはありませんでした。キャリア入行だからといって何か壁があるわけでもありません。同じ仲間として、皆さん親しくコミュニケーションをとってくれます。また実感するのは、メンバーの熱量の高さであり、現場の一体感。トップバンクだからこその意識の高さや真摯さを感じます。私は前職から「当たり前のことが当たり前に動く世の中をつくりたい」という想いを抱いていましたが、今後もそのことに貢献していきたいと思っています。前職ではシステムのみが対象でしたが、現在はシステムのみならず、金融サービス全体を対象に考えています。金融サービスは、社会にとって止めてはならないサービスであり、当たり前に機能することが求められています。常に安心して利用でき、安定したサービスを提供することこそが、私の変わらない目標です。当行は変革の真っただ中にあります。やりがいのある仕事もたくさんありますし、将来設計に関しても、自ら希望を出して部署異動ができる制度もあります。今後金融以外の仕事も生まれてくると思います。多彩で大きな可能性が広がっているのが三菱UFJ銀行です。

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