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メガバンクの根幹を支える大規模システム開発の魅力。

MUFGの業務アプリケーション開発を担当し、大規模プロジェクトの推進とマネジメントを行うアプリケーションエンジニア。今回は、三菱UFJインフォメーションテクノロジー(MUIT)で銀行のアプリケーション開発に携わる二人のキャリア入行者に、それぞれの視点から仕事のやりがいや魅力について語ってもらいました。

幅広いキャリアパスと業務のスケール感に魅力を感じた

――三菱UFJ銀行に転職した理由を教えてください。

大村:前職では損害保険会社のシステム部門で、Webサービスや社内ツールの開発に携わっていました。社内システム刷新プロジェクトで上流工程を担当する中で、より幅広い業務に挑戦したいと考えるようになりました。同じ金融業界でさまざまな企業を検討した結果、システム開発だけでなく、システム戦略やITビジネスの企画・推進など多彩なキャリアパスを描ける三菱UFJ銀行に魅力を感じ、転職を決意しました。

荒谷:幅広いキャリアパスは当行ならではの魅力です。私は前職の金融系システム会社で、勘定系システムの開発に従事していました。約250名規模の勘定系システムオープン化プロジェクトのマネジメントなど、責任ある業務に取り組む中で、より大規模なプロジェクトに挑戦したいと考えるようになりました。三菱UFJ銀行では、業務全般において大規模なシステム開発が行われており、そのプロジェクトの規模感や業務の幅広さ、そして社会的影響力に強くひかれ、転職を決意しました。

――現在の業務内容について教えてください。

大村:現在はMUITに出向し、法人のお客さま向けの外貨預金に関するシステム開発の上流工程を担当しています。開発業務自体はビジネスパートナーに委託しており、私は品質やスケジュールの管理、目的に対し最適なシステム設計の提案など、銀行とビジネスパートナーの橋渡し役を担っています。銀行業務に関する知識・経験がまったくない状態からのスタートでしたが、部署内には三菱UFJ銀行の支店窓口業務の経験者も在籍しており、わからないことがあれば気軽に相談できる環境が整っています。そのため、安心して業務に取り組むことができます。

荒谷: 私もMUITに出向し、全行アーキテクチャ戦略の一環として、融資業務システムの全面改修プロジェクトのマネジメントを担当しています。具体的には、老朽化したシステムのハードウェアおよびソフトウェアの両面を見直し、長期的な安定稼働と最新技術への対応を図っています。従来のオンプレミス環境からクラウドへの移行を進め、コンテナ開発を取り入れるなど、新しい技術を積極的に採用しています。フロントエンドにはSalesforceを導入し、最適な技術を組み合わせた融資システムを構築しています。また、生成AIを活用し、過去の稟議データを銀行員の融資業務に活かす構想も進行中です。セキュリティ面においても、クラウドサービス提供会社やSalesforceと連携し、当行独自のセキュリティ対策を構築しています。

一つひとつに妥協のない、最適なシステム開発を追求

――どのような点に、MUFGならではの仕事の魅力ややりがいを感じますか?

荒谷:前述の融資業務システムの全面改修プロジェクトのような大規模プロジェクトに携わることができるのは、世界有数の金融機関であるMUFGならではの経験だと感じます。初めはステークホルダーの多さに戸惑いもありましたが、上司をはじめ先輩・同僚の温かいサポートのおかげで、スムーズに業務を進めることができています。

大村:私もMUFGのスケール感には日々驚かされています。特に印象的だったのは、金融業界における電子データ交換のための国際標準規格である「ISO」の新規導入プロジェクトです。複数の開発が同時進行し、関連部署・システムも多い中で、他部署と足並みを揃えながら密に連携を取り、プロジェクトを推進しました。必要に応じて他行とも情報共有を行うなど、開発規模や影響範囲が非常に大きく、スピードも求められる環境において、メガバンクならではの醍醐味を感じました。

荒谷:プロジェクトの規模だけでなく、最先端の技術導入や当行独自のシステム開発ができる点も大きな魅力です。こうした開発の一つひとつに妥協せず、最適を追求できるのは、システムへの投資を惜しまず、あらゆる面で十分なリソースを持つ当行ならではだと実感しています。

大村:私は前職と比べ、業務内容の幅が大きく広がりました。前職では「設計」「開発」「保守」「運用」などの役割が細分化されていたため、自身の担当領域以外の業務についてはあまり知見がありませんでした。しかし現在は、開発からリリースまで一貫して担当するため、非機能要件も含めたシステム全体への理解が深まっています。品質管理一つをとっても、システムの内部構造や具体的な作業内容まで深く理解する必要があり、非常に学びが多いです。チームにはプレーヤーとして高いスキルを持ちながらマネジメントに従事しているメンバーも多く、共に働く中で良い刺激を受けています。

社会インフラを支える使命のもと、最先端技術に挑戦

――今後の目標やキャリアビジョンについて教えてください。

荒谷:現在のプロジェクトでは、ステークホルダーマネジメントに注力したいと考えています。一言で融資業務と言っても関わる部署は多岐にわたるため、それぞれの立場や状況を理解した上で合意形成する難しさを痛感しています。大変ではありますが、正面から向き合い丁寧に対話を重ね、開発者とユーザーが一体となってシステムをつくり上げていく過程に確かな成果を実感しています。また、前職も含め一貫して国内システムに携わってきたため、将来的には国際系のシステム開発にも挑戦したいと考えています。さまざまなプロジェクトに挑戦し、最終的には銀行のシステムに関する幅広い知見を持った人材になりたいと考えています。

大村:私も国際系のシステム開発には興味があります。現部署で海外送金関連のシステム開発を担当し、海外も含めた銀行の業務フローを理解できたことは大きな収穫でした。こうした知見を蓄え、いずれは海外のお客さま向けのサービス開発にチャレンジしてみたいと考えています。また、将来的には銀行に戻り、システム開発の要件を提示する側になりたいと考えています。そのためにも、現在の業務を通じてシステム構成の知識と理解を深めていきたいです。

――最後に求職者へメッセージをお願いします。

荒谷:MUFGには幅広い業務があり、大規模開発にも携わることができるなど、成長機会が多く、挑戦を後押しする社風があります。大村さんの言う通り、銀行業務の知識は入行後にキャッチアップできるので、コミュニケーションに自信があり、積極的にチャレンジする意欲のある方はぜひご応募いただければと思います。

大村:世界有数の金融機関であるMUFGのシステム開発には、社会インフラを支えるという使命のもと、最先端技術に挑戦できるというやりがいがあります。キャリアの選択肢の幅が広く、金融業界での知見を深めながら成長したいという方には特におすすめです。皆さまのご応募を心よりお待ちしています。

Profile

※所属およびインタビュー内容は
取材当時のものです。

荒谷 公祐

三菱UFJインフォメーションテクノロジー株式会社
預為・融資本部 融資部 プロフェッショナル

2023年入行
金融系システム会社に入社後、勘定系システムの開発業務を担当する。より大規模なプロジェクトに携わりたいと考え、2023年に三菱UFJ銀行に入行。MUITに出向し、融資業務システムの全面改修プロジェクトのPMO(Project Management Office)を担当。

大村 眞衣子

三菱UFJインフォメーションテクノロジー株式会社
決済・外為・TB本部 国際EB部 プロフェッショナル

2023年入行
損害保険会社に入社後、Webサービスや社内向けツールの開発を担当。業務の幅を広げたいと考え、2023年に三菱UFJ銀行に入行。MUITに出向し、法人向け金融サービスのシステム開発を担当。

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